迷える子羊同志の皆様こんにちは、管理人のさかのん(@sakanonnon01)です。
クラウドソーシングをしていると、文字単価2円の案件を時々見かけますよね。1円でも大変なのに、更に2円…当然物凄い競争率です。2円の案件ゲットなんて長い期間が掛かるかも、と思ってしまうかもしれません。今回はそれを半年で掴めた私の経験談をお伝えしようと思います。今悩んでいる人の何かのきっかけになれば幸いです。
並みいるベテランライバルライターを押し退けて奇跡が起こった
はじめての2円案件に応募したのは、丁度半年を経過した頃でした。ダメ元で応募してみた結果、応募者が91名いるうちの27名に選ばれたんです。


12月に契約したので、8月から副業でwebライターをはじめて約半年程度経ったときでした。元々が良かったんじゃないかと思うかもしれません。ところが、私は優れた文章力がある訳でもなく、芸術大学を卒業し、文章の執筆なんて大学時代の趣味程度しか経験はありませんでした。
そこで、今回の解消したい悩みはこちらです。

・1円でもやっとなのに、どうやって文字単価2円なんて獲得したらいいの?
・高単価の案件にもチャレンジしたいけど実績の積み方がわからない!
・案件応募しても落ちるばっかりで獲得できない!
この記事を読むと、自分も高単価が狙えるかも、と希望が湧くかも? そんな内容になるように、頑張って書いていきたいと思います。
ちなみに合わせてよく悩む1円以上ゲットのための提案文の書き方などはこちらで説明しているので、悩んでいる方は合わせてどうぞ!

最初の1歩はまずどのサービスを利用するかから
忙しかった店長を辞めて派遣に変わったとき、時間の余裕が出来たのでクラウドソーシングに手を付けてみようと思いました。そこでまず悩んだのが、どのサービスを使ってはじめるかです。
選択肢は3つ、クラウドワークス、ランサーズ、サグーワークス
私の中の選択肢は3つ。営業時代に聞いていたクラウドワークス、ランサーズの2つと、噂で聞いた程度のサグーワークスでした。
あくまで私の主観ですが、3つを比較してみるとこのような特徴があると思います。
選んだポイントはズバリ「手の付けやすさ」です。
クラウドワークス | ・デザインやファッションなどの軽めの案件が多めな印象。 ・案件数がかなり多い。 ・サイトがシンプルで使いやすそうだった。 |
ランサーズ | ・サイトデザインがテクニカルな印象。 ・取り扱っている案件内容が金融、不動産などの固めな印象の案件が多くて募集したいのがなかった。 |
サグーワークス | ・1案件ごとに決まり事が多くてびっくりした(1募集ごとに検収前のチェック項目が一杯) ・案件ごとの単価がポイントであり、貯めるのが大変そうだった。 ・タスクをひたすらこなしていく印象。 ・最初は報酬が発生しないこともある。 |
繰り返しますが、上記はあくまで私の感想です。それぞれ極めた方からすると別の意見があるとは思います。
ランサーズだと「認定ランサー」、サグーワークスだと「プラチナライター」といったそのサイトを究めた方が沢山いますので、気になる際はその方のブログをご覧ください。
上記に認定された方による「○○のなり方」や「○○になった感想」についての記事はググればいくつかは簡単に見つかります。
私のデビューは「クラウドワークス」に決定
3つの選択肢からクラウドワークスを選びました。
その理由は、初心者でも応募しやすい案件が多く、ジャンルもさまざまある印象だったので手を付けやすかったからです。
クラウドワークスに決めた私は、早速プロフィールを作成して仕事探しをはじめました。
次に悩んだのが「実績の積み方」な私がはじめたこと
何事にも実績は必要です。まずは案件を獲得しなくてはいけません。応募する前にしたことから、実際に始めた時の進め方をご紹介します。
- まず何ができるかを整理した。
- 実績稼ぎは「タスク」「アンケート」で稼いだ
- 文字数が少ない得意分野からライティングを始めた。
まず何ができるかを整理した
最初にしたのは、私の得意分野の整理です。なんでもいいから早く、ではなく、自分なら何をアピールしやすいのかをまず考えました。
転職活動のときの自己アピール探しに似ています。過去の経験を振り返り、その中から、自分が未経験でも売り込みやすいジャンルを考えました。
結果、以下の内容が私の武器だと結論付けています。
- 長年の店長経験で扱っていた商材関連⇒中古、アパレル、ブランド関係
- アルバイトの採用と育成経験があること⇒採用、転職
- 造形芸術大学でマンガアニメコースを選んでいたこと⇒マンガ・アニメ系
上記の内容は長年の経験や、特に好きだったことなど、熱意を持って取り組めることです。最初なので、とりあえずなんでもいい、という考えの人も見ます。
別に否定する訳ではないですが、私としては慣れないことにチャレンジするのにはある程度内容が分かることからしたほうが苦手意識が少ないと思うんですよね。
挑戦分野の整理は、今になってから考えると短期間で高単価を得るためにはとても重要だったと思います。
実績稼ぎは「タスク」「アンケート」で稼いだ
整理はしたものの、いきなりプロジェクト形式に応募するのは怖かったのでとりあえず「タスク」と「アンケート」で件数を稼ぎました。
クラウドワークスでは案件内容も色々あったので、「これまで使用していて不便だったプリンタ」についてや、「転職の際の苦労した点」といった、自分の経験に即していて書きやすいものばかりを選んでいました。
文章作成に抵抗がなかったのは、書きやすいテーマを選んでいたおかげだったかも。
文字数が少ない得意分野からライティングを始めた
「アンケート」から文字数の少ない「タスク」の作成に変わっていき、書くことに慣れてきた私は、次に1,000字以下のプロジェクト形式のライティングに応募しはじめます。
提案文には、ファッション関連であれば「中古買取で査定していたので、ブランドを網羅しており、流行にも敏感。ファッション誌も毎月5冊は必ずチェックしていた」といった文章を応募文に挿入。
作成経験は少なくても知識はあるのをアピールして案件を獲得できました。
こうした案件獲得にも、得意分野の整理が活かされています。
文字単価2円への挑戦のために積み重ねたこと
受注数が15件を超えたあたりに、単価を意識し始めます。でも、いきなり挑むのはしてません。ゲームに例えるなら、いきなりの大ボスに挑むのではなく、まずはダンジョンを攻略していくのが定石ですよね。
次は文字単価を上げるために半年間で行った戦略についてお話していきます。
0.5円案件だけどゲットした「記名記事」
この頃の私は、0.8円案件が最高額でした。そろそろ1円案件に手を出そうと思いましたが、その前に0.5円の大手音楽メディアでの「記名記事」案件に応募しました。
音楽もマンガ・アニメも好きなので、とにかくこのメディアで書きたい。その一心からでしたが、必死にアピールして射止めました。
大手のメディア様だけあり、そのときにとても丁寧に対応して頂けるディレクターさんとも出会えました。
記名記事は、執筆実績をアピールするのに一番効果的です。このアニメ紹介の記名記事からエンタメ関係の案件獲得を伸ばしていけました。
SEOの知識は「構成作成」の案件で集中的に学んだ
ライティングでアピールしやすいのが「SEOライティングができる」というポイントです。
多くの人が本やサロンに入会など、独自の方法で学んでいるものでしょう。私がこのSEOについて学んだのは、最初のころに請け負った構成作成からです。
構成作成は、文字数は少ないので手を付けやすい上にSEOのポイントが作成する際に配布されるレギュレーションから読み取ることができます。
5社くらいの構成作成を請け負い、総合的に共通点だった内容で予測。その後、安い構成作成の案件は契約終了してからライティングに切り替えを行い、執筆したあとに上位表示された記事の特徴からSEOとはこういうものなのだと学びました。
SEOとは何か?という人は、まずは構成作成から手を付けると良いかもしれないですね!
文字単価2円に挑戦!約90名のライバルから選ばれた理由は何だったのか
少しずつ実績を積み、ライティングに慣れはじめた頃に中古の買取についての文字単価2円案件がクラウドワークスで掲載されました。
応募総数は脅威の91名。最終的な採用人数は11人程度です。私はジャンルごとに1名選抜される中の1人に残ることができたのです。
採用されたポイントについて振り返ると、以下の3つが重要だったのではないかと推測してます。
- 提案文ではとにかく経歴アピール、これまでの知識を書き連ねた
- 参考URLは関連内容の記名記事を提示した
- 内容で勝負!誰も知らないリアルな話をテストライティングで提出
提案文ではとにかく経歴アピール、これまでの知識を書き連ねた
経験の少ない私にできるのは、いかに執筆記事が専門性高く担当できるかのみです。そのため、これまでの経験を細かく分析し、自分を猛烈にアピールしました。
実際には、自主的に取得した訳では無い資格も含め、どれだけ正確で知識があるのかについて書いています。昔なのでやり取り自体は残っていないですが、再現するとこんな感じです。
・店長として8年間中古買取をしてきた。取扱い商材はアパレル、服飾雑貨、ブランド品、子供用品、腕時計など、多岐に渡る。
・ブランド品についてはAACDという真贋協会の認定を受けているので、主要6大ブランド(ルイヴィトン、グッチ、エルメス、コーチ、プラダ、シャネル)と、有名ブランドの真贋鑑定には高い自信がある。この経験は、信憑性の高い記事を執筆可能にする。
・店長としてスタッフに指導している立場だったので、査定基準や細かいポイントまで熟知している。
・現役で経験した人にしか分からない話を沢山知っている。
ライター経験が少ない人にとっては、自分の経験をどれだけ具体的にアピールするのかはかなり重要ではないかと思います。
参考URLは関連内容の記名記事を提示した
次に、ライター経験は半年程度であることは正直に書きました。そのうえで、以下の文章を付け加えています。簡単に言うと、半年でも仕事はちゃんとこなしてるぜっていう文章です。
ライター経験は半年程度です。ただ、既にアパレルについての詳しい知識については信頼して頂いており、記名記事も多数執筆しております。今回執筆実績としている記事については、担当の方より「着眼点が一般の人とは異なり、アパレルに詳しい人ならではの視点を感じる。感心しました!」とお褒め頂いております。
実際に言われて嬉しかったことをそのままアピールに使ってみました。こうすると「この人知識詳しくても経験少ないのは大丈夫かな?」という心配を払拭できるかも、と考えたのです。
嘘を吐くのはいけませんが、経験が少ないからこそどうやったら信頼してもらえるかは受注の際に意識すると良い結果になるかもしれませんね!
内容で勝負!誰も知らないリアルな話をテストライティングで提出
最後にテストライティングの内容です。
テストライティングでは文章力も大事。もうひとつ、アピールした内容が嘘ではないことを証明する必要があると思いました。
そこで提示したのが、経歴アピールの際に書いた裏話を元にした内容の記事構成です。直球勝負で、どうやって中古市場は儲かっているのかという粗利の仕組みについて書いてみました。
なぜ洋服は儲かるのか、売るときの高値で売りやすい店舗の見分け方など、実際にやっている人にしか分からない情報を満載にしたのです。
半年で案件ゲットするには効率と経験の合わせ技が一番の近道
今回は半年で文字単価2円をゲットしたときに、どういう風にゲットまで筋道を立てたのかを振り返ってみました。
- 初心者に優しそうで案件の種類もあったのでクラウドワークスを選択
- 実績はタスクとアンケートで稼ぐ
- 慣れたら得意ジャンルの文字数の少ないライティングから
- 文字単価は安くても記名記事は積極的にゲットするようにする
- 高単価を狙うにはいかにそのジャンルに詳しいのか、知識があるのかをアピールする
応募数が凄く多いと既に尻込みしてしまいます。ただ、実際には応募者の中には応募文がしっかりしていない人、経験値が足りない人など、ライバルは意外に減ることも。
自分がどんなことができるのか、短い期間に何を積み上げてきたのかを自信を持ってアピールできれば、高単価でも案外ゲット自体は難しくないかもしれません。
ただし、高単価案件をゲットしたからずっと快適かというとそれはまた別の話。このあとの苦労話はまた別の機会にお話ししますね!自分には無理と諦める前に、自分なりのアピールできるポイントをもう一度整理してチャレンジしてみたらいい結果になるかもしれませんよ♪
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