はじめて自炊するのが不安な人や、料理をなぜか失敗してしまう人、料理が怖くなってしまっている人はいないですか?原因がわからないと料理するのから逃げたくなってしまいますよね。
そこで今回は、社会人なり立てのとき自炊を決意し、失敗に失敗を重ねて「これだ!」と思った料理で気を付けること、基本とコツをご紹介します!
最初の自炊は失敗だらけ!失敗を克服するのは誰でもできる!
元々が不器用な私は、コツに気付くまで料理が苦手でした。ですが、今になってようやく何でもましに作れるようになり、「さかのんのイメージに反して、意外に美味しい!」と言ってもらえます。
ちなみに、普段は不器用で、めんどくさがりで、料理とは無縁な雰囲気を醸し出しています。そんな私でも、変わることができたんですよ(笑)
今回の解決したい悩みは
料理初心者だけど何を気を付けないといけないの?料理の基本って何かあるの?どうしても失敗してしまうんだけど、何が悪いの?どうしたらいいの?
です!
この記事を読み終えると
- 料理の基本がわかる
- 料理を失敗したときの修正方法がわかる
- 料理をするときのコツがわかる
- 料理レシピを調べたときの失敗しない良い例がわかる
ようになれちゃいます!
失敗しないようになったら、毎日料理が楽しくなりますよね。
そして、何よりかなりコストカットできます!外食で1食が1000円だったとしたら、自炊だと毎食200円以下くらいで頑張れば抑えられるのが魅力的。一週間3000円生活も可能です!
難しいことは書いていないので、ぜひ真似してみてください。
料理初心者がやりがち!失敗する人はどんな行動をしてる?
レシピ検索を失敗している
最近では、クックパッドやクラシルといった料理レシピアプリが沢山ありますよね。私もよく、冷蔵庫の中にある材料をそのまま検索して、メニューを考えることがあります。
ですが、料理レシピにはかなり差があります。そして、正直不親切なものも。
自分がきちんと理解していないままに料理をスタートしたら、「レシピ通りにいかなかった!」というのは当然ですが、意外に気付いていない人も多いです。
レシピに必要な材料が揃えられないままスタート
レシピには、作った人のこだわりが沢山詰まっています。その中には、「そんなもの使うの?」というものまであります。
例えば、ローリエ、しそ、日本酒、にんにくなど。
ですが、普段料理をしない人は材料をそれだけのために買うのをためらいますよね。私も昔は揃っていなかったです。なくても、まぁなんとなくはまとまるだろと思ってました。
結論から言うと、なるときもあるのですが、初心者ほどなんともならないんです。なんでかというと、用意できなかった材料の味が想像できないので、使わなかったときに何が足りないのかわからないから。謙虚になりましょう!
レシピに書いてある分量を見落としている
大体のレシピには「3~4人前」とかの表記がありますよね?ですが、作るときは一人なときが多いのが、初社会人の料理初心者。
3~4人前を見落として材料の量が想定と合わなかったり、調味料の分量を間違えたりするきっかけになります。
火が通りきってない
小さめの鍋や小型調理器をなるべく使いたいのが、自炊したてのひとり暮らしな料理初心者。家庭用の大鍋を使うのは、主婦になってからが多いもの。
そして、レシピに書いてある大きさが「一口大」とか、「適度に食べやすい大きさ」だと、大雑把に食べれる大きさで適当に切ります。
更に、火を入れる順番を考えず、とにかく切ったものから手当たり次第に小鍋に投入すると…生焼け、中に芯が残ったもの、生煮えのものが完成します。
私は昔、生ラーメンの生煮え、小麦風味を作ってしまい、鍋の中身まるごと捨てた経験があります(泣)
味がしない、薄い、辛すぎる
料理初心者の一番多い失敗は、味付けです。
見た目はきれいにレシピ通りできたのに、甘みがない!
とか、
一口食べたら水が3杯いるくらい、なぜか辛い!
とか…
実際に昔あったんです、私にも。
今は、コツがわかってきたので、失敗する前にリカバリーしてまともな味に戻しています。
料理初心者が気を付けること、失敗をしない簡単なコツは5つだけ!
レシピ検索を失敗するのは、自分の実力を過信しているから
レシピを検索するとき、解らない単語が混じったものは参考にしないようにします。
例えば切り方の「ささがけ」、「くし切り」、「半月切り」など。
どうしてもしたいときは、きちんと検索してから始めます。
ちなみに、切り方や下ごしらえについて不安がある初心者の人にはこちらの本がおすすめです。食材別の説明や、写真も丁寧で一番分かりやすかったです。通販ならこっそり買えますよ!
また、曖昧な表現が使われているレシピを参考にしないようにしましょう。
火を入れる順番、味付けの細かい分量、入れるタイミングが明確なものだけを参考にします。初心者のできるだろう運転ほど危険なものはありません。
レシピの材料には、必須なものと不要なものがあるのを心得る
レシピには書いてある材料のなかには、あってもなくてもどちらでも大丈夫なもの、味付けには直接の影響を及ぼさないものがあります。この2つを知っていると、失敗が格段に減ります。
なくてはいけないものと、逆になくても困らない・代用できるものの例を挙げますのでイメージを掴んでくださいね!
料理になくてはならないもの(抜くと確実にまずくなるもの)
- 食材の臭み抜きのもの。
にんにく、しょうが、お酒など。抜けると生臭い料理になります。
- 料理の「さしすせそ」
砂糖、塩、酢、しょうゆ、みそです。入れる順番はそれぞれの味の薄さに関係しており、上から入れるのがベストです。みそを最初に入れると、他の調味料の味を打ち消します。
- 煮物の3種の神器
みりん、日本酒、醤油。場合によっては砂糖。みりん、日本酒は疎かにしてしまいがちですが、抜けるとコクがなく、のっぺりとした醤油だけになり、食べていて気持ち悪くなります。
逆に、書いてあるけどなくても困らないものや、代用できるもの
- 見た目で彩りがきれいになります系
刻みネギ、煮物のいんげん、にんじん、大葉、紅しょうがなど
- 香り付けや風味付けで上級者っぽくなります系
ローリエ、バジル、クミン、山椒など
あくまで一例ですが、上記のようになくてもよいものは味に大きな影響はありません。一方、なくてはならないものを抜くと悲劇が起こります。
レシピを見るときは、必ず「何人分」の表記を見るべし!
レシピを見るときには何人前かを必ず確認しましょう。
もしも自宅に同じ分量があるなら、作るだけ作ってしまって冷蔵庫や冷凍保存をすれば問題ありません。同じ味に食べ飽きた人は、アレンジレシピで乗り切るのも手です。
人数が少ない場合は、主な材料の分量に合わせて調味料の量を減らしましょう。たとえば、「じゃがいも大2個」が1個しかないときは調味料も半分にします。
ここで注意が必要なのは、人数が少ないから、という理由だけで分量の判断をしないということです。材料が揃っており、量をそのままにするなら3~4人前の人数の味付け・分量で作りましょう。
生焼け、中まで火が通らない原因を見極めるべし!
中まで火が通らないのも、結構怖いですよね。かといって、やり過ぎると真っ黒こげで何を食べているかわらなくなります。
火が通らない大きな要因は大体が以下の3つです。
- 火を通す順番が間違っている
- 大鍋でしないといけないものを無理やり小鍋にしている
- 火が通っていないのを確認していないまま調理を終了している
火を通すときは、生もの(肉や魚)→根もの(にんじん、じゃがいも、玉ねぎなど)→その他(きのこなど)→葉物やもやし(火が通りやすい)の順番にすると失敗しません。
火が通っているか不安な時は、一番火が通りにくい根ものに竹串を差して確かめます。もしくは、ひとつ摘まんでかじるかして確認をしましょう。
そして、多く空気に触れないと茹でられないパスタや生ラーメンは、小鍋で調理するのはやめましょう。それ以外のものは、大鍋よりも煮る時間を増やせば大丈夫です。
味付けをミスしたときのリカバリー方法を身に着けるべし!
味付けをミスした際に何を入れれば良い感じになるかを覚えましょう。
煮物の場合、大体がしょうゆの加減でカバー、甘みが足りないときはみりんと砂糖で調節です。ドバドバと入れずに、少し入れては味見をするくらいの慎重さで調節したほうが、上手くいきます。
あとは、各ジャンルに合わせたリカバリー調味料を使います。具体的な調味料については、次にご紹介します。
完成する前に気付ければ、大体まだ修正はできるというのがポイント。勘で突っ走るのが一番危険ですので、気を付けましょう。
料理初心者が失敗をしないために気を付けて欲しい最大のポイント3つ!
こまめな味見をする
一番大きく料理を失敗するのは、味見をしていないことです。初心者ほどこまめに味見をしましょう。
出来れば調理の区切りごとにするのがベストです。
完成する前だけでも味は訂正できます。ただ、味が薄いときは最初の段階で修正をしたほうが良いです。煮込み料理なら煮込む前に手直ししなければ、煮込んだあとでするのは時間が更にかかります。
食材にはなるべく下味を付けていく
味のばらつきをなくす意味でも、食材ごとに下味を付けると良いです。特に肉や魚は下味を付けるだけで調理時間の短縮や、臭み抜きになったりと良いことが多いです。
塩、コショウを各食材にまんべんなく付けているだけでも、味が無いことを避けることができます。
ここで注意が必要なのは、あくまで下味なのを忘れないこと。付けすぎには注意しましょう。
普通の調味料にプラスしてリカバリー調味料を揃えておく
料理初心者の強い味方。私はこれらの調味料をリカバリー調味料と呼んでいます。ようするに、元々配合されているので、失敗を確実になくせます。
万能な味付けとして和風だし
顆粒タイプでなおかつ小袋入りのものが便利。顆粒なので、一回の調理で使いきる必要がなく、袋を折り曲げておけば次に使用することができます。大量の調理をしない人や、外食と自炊を合わせているような自炊の安定しない料理初心者にもおすすめです。
中華風の味付けや炒め物に創味シャンタン
創味シャンタンは、顆粒タイプ、液状タイプがありますが、私はチューブタイプがおすすめ。チューブの横には目分量の長さも書いてあるので、入れすぎる心配がありません。やわらかタイプなので、どの段階で入れても溶けてくれるのもいいところです。
洋風に固形コンソメ
固形コンソメは、1個ずつで使えるので入れすぎる心配がありません。1個入れては味を確かめると、失敗がなくて良いです。洋風なスープは、これ1個だけでも充分しっかりした味が付きます。
料理が佳境な場合、顆粒コンソメが便利
これらのアイテムが非常に優秀なバランスを取ってくれます。スーパーでももちろん購入できますが、通販などでも今や気軽に購入が可能。
持っていない人は一式購入することをおすすめします。
めんつゆなども最近注目されていますが、場所を取らないし、季節を問わないので、初心者の方は上記4つを常備しておくと失敗はありません。
各味を把握するため、少しだけ舐めてみるのもいいかもしれません。ただし、過度に摂取するのは危険なので、止めましょう。
初心者向けの良いレシピの見分け方・ポイント
写真の枚数が多い
写真の枚数が各工程ごとに細かくあるのがベスト。
よくある不親切な例としては、切る工程は文章での説明だけ、いきなり焼いているフライパンの写真、レンジでチンしている写真などがあります。
手順をイメージしやすいものにしましょう。
専門用語が少ない、もしくは細かい解説がある
料理の切り方の専門用語で書かれているものは理解しずらいです。専門用語を使わず、丁寧に切り方の写真まであるものだと一番ですよね。
もしくは、専門用語は使っていても()で丁寧に解説してあるものもおすすめです。
クックパッドなどのレシピサイトの評価が高いほうでも「誰でも作れる」と言いながら専門用語が豊富で「レシピが上級者向けだけど味がおいしいもの」と、「本当に初心者向けの細かい解説付きのもの」に分かれます。後者を選ぶようにしましょう。
コツやポイントがちゃんと書いてある
本当に丁寧なレシピには、味付けのコツや、煮込むときのワンポイントなどが丁寧に書いてあります。
凄い方には、アレンジレシピの作り方まで書いてある方も。
そういった方は、初心者でも参考になるので、フォローやブックマークをしておくと良いでしょう。
一人暮らし料理初心者におすすめアプリ
一人暮らしをはじめると、人に聞けない状況でご飯作りをしないといけないのでなるべくわかりやすいアプリが知りたいですよね。料理未だにあまり得意とは言えない私が参考にしている比較的わかりやすいアプリを紹介します!
DELISH KITCHEN
「DELISH KITCHEN」のおすすめポイントは、動画で全工程が見れるところです!切り方や焼くタイミングが動画で見れるので、失敗がほぼありません。「いちょう切りって何!?」ってなってもこのアプリなら大丈夫です(笑)
レシピ検索方法も豊富で、自分の家にある材料から検索して献立を探せるのはもちろん、調理時間やこだわり条件での検索もできます。特集も色々あるので、特集から探すのもいいですね♪
近くのスーパーの情報も連携できるので、「材料がない!」となった場合にも安いお店を探して買い物に行きやすいです♪
ちなみに、ランキング検索が無課金ユーザーでもできるのもうれしいところですね!
料理初心者でも基本とコツがわかれば美味しい料理は作れる!
今回は、初心者でも失敗しないためのコツ、カバー方法、初心者レシピの見分け方について紹介しました!この記事のまとめは以下です。
- 失敗しやすいポイントは、レシピ検索の間違い、材料の不足、分量ミスや火の通し方、味付けの失敗など。
- 失敗しないためのコツは、レシピを慎重に選び、材料や分量をしっかり確認。調理中は味見をこまめにし、必要に応じてリカバリー調味料を使う。
- 初心者向けのアプリやレシピサイトを活用し、動画や詳細な解説付きのレシピを選ぶことで、失敗を減らして楽しみながら自炊を続けられる。
ここまで色々と書いてきましたが、難しいことは一つもないと思います。
どんなに不器用でも、楽しく料理は作れます。生ラーメンを生のまま捨てた私も作れてますので、基本とコツさえわかれば誰でもできます!
ぜひ、参考にして自炊生活にチャレンジしてみてくださいね♪
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