悩める子羊の同志の皆さんこんにちは、管理人のさかのん(@sakanonnon01)です。
今回は大型連休や休みにぴったりな、ダラダラと見れる大人の息抜きアニメをご紹介します。週刊少年ジャンプ連載でありながら、型破りな魅力のある『銀魂』とはどんなアニメなのかに迫ります! 「てめーら、それでも銀魂ついてんのかぁー!」では、いってみましょう。
辛いことを忘れてダラダラできるのが一番幸せなあなたのお供に
普段の仕事や家事に疲れていて、なかなか笑うことも少なくなってしまっていませんか?
私自身、仕事が辛いとき、同僚に相談をすることがすぐにできない環境のときに、アニメや漫画を見て息を抜いていました。
今回の解決したい悩みは
色々と辛くてしょうがないから、せめて家にいるときくらい息が抜きたい!なるべく長く、安くダラダラ見れるような映像作品ってないの?
です。
この記事を読むと
- 辛いときに見ると元気になるアニメの魅力がわかる
- 息抜きができるので、また頑張ろうと気力が取り戻せる
- どこの配信サービスよりも安く(無料も可能)見れるので、お財布も助かる
ようになれます。
アニメや漫画は大人になってしまうと見なくなってしまう人も多いです。ですが、実写のドラマとは違う、アニメだからこその良いところがあると私は思います。
ですので、今回はそんな私の目線で選んだ、大人だからこそ見て欲しいアニメ 『銀魂』 をご紹介します。
※なお、この記事の内容は2019年8月21日時点のものです。Amazonプライムは、視聴終了の可能性があるので、ご注意ください。
衝撃の連続!「銀魂」はアニメでも常識外れの問題作なのに良い作品なの!?
アニメのタイトルは『銀魂』です。タイトル自体は聞いたことがある人も多いと思います。
このアニメが魅力的なのはどうしてなのか?なんせ、冒頭の文章「てめーら、それでも銀魂ついてんのかぁー!」が、話のタイトルですから。どんな魅力があるのか、さっぱりわからないですよね。
今回は、はじめて 『銀魂』 を知る人にも、 『銀魂』 が好きな人にも改めてどういった点でおすすめなのかをお伝えできればと思います。
「銀魂」とはどんなあらすじ、内容なのか?
『銀魂』 をご紹介する前に、 『銀魂』 がそもそもどんな内容なのか知らない方もいるかもしれないので、少し概要をご説明します。
『銀魂』 とは、週刊少年ジャンプにて連載していた少年漫画が原作です。原作漫画は14年で幕を閉じると思われ、作者自身終わる予定でした。
ですが、結局なんやかんやで連載終了せずに2018年9月より週刊誌から移転、最近ようやく終わりを迎えた大ヒット作です。
漫画単行本は79巻まで発行されています。Amazonでは1巻から77巻までのセットコミックなども販売しておりますので、気になる方はどうぞ!
『銀魂』 は、相当作者とアニメ会社の悪ふざけが満載なので、原作とアニメ版の違いを見比べるのもまた楽しいですよ。
天人(宇宙人)が来襲して、突如価値観が変わってしまった町、江戸。
宇宙人、高層ビル、バイクに電車などなど何でもありの世界で、
変わらない“魂”を持った最後のサムライがいた。
男の名は坂田銀時。通称、万事屋・銀さん。
いい加減で無鉄砲、おまけに筋金入りの超・甘党。
でもキメるところはさりげなくキメたりして…。
笑えて、泣けて、心温まる、銀さんとその仲間たちの生き様、得とご覧あれ!
http://www.sunrise-inc.co.jp/gintama/outline/ 銀魂公式アニメサイトより
天人は逆らうことのできない「お役人」のようなもの。天人が力を持っているため、人間に廃刀令が敷かれ、立場は人間が圧倒的に弱いのが『銀魂』の中の世界観です。
『銀魂』 の自由度を上げているのが、この天人という設定。天人は宇宙人ですので、なんでもありです。どこぞのマンガのパクりのようなキャラも、「天人だから」ということにすれば登場させやすい仕組みが完成しています。
銀時の立ち上げた万事屋メンバー3人(+1匹)を中心に、江戸の警察にあたる立場の「真選組」。天人に支配された江戸の現状を変えようとしている「攘夷志士」や、様々な国の天人や、それを取り巻く人々が登場します。
漫画のジャンルが定め辛いほどバラエティに富んでおり、バトル、ギャグ、パロディ、シリアスと盛りだくさんの内容となっています。
アニメ「銀魂」を徹底解剖!12の魅力とは!?!
『銀魂』 には、色々と魅力的な部分があります。そこで、どういったところが魅力的なのかについて、詳しくご紹介していきましょう。
銀魂の魅力1「タイトルがめちゃくちゃ破天荒で話がわからない!」
最初の魅力は、タイトルを見てもどういう話か全く想像ができないところ。なのに、内容はとても良いギャップです。例えば
- 「天然パーマに悪い奴はいない」
- 「 考えたら人生ってオッさんになってからの方が長いじゃねーか!怖っ! 」
- 「メニューが多いラーメン屋はたいてい流行っていない」
- 「 ゴミの分別回収にご協力下さい 」
といったようなタイトルがあります。
皆さん、このタイトルから 『銀魂』 の各話がどんな内容の話なのか、想像つきますか?私には全くわかりません。
全話並べてみると、タイトルから「大体この辺りの話だよな」と想像ができるもの。ですが、 『銀魂』 は皆目見当がつきません。
銀魂の魅力2「ふざけたタイトルからは想像できない良い話の数々!」
話のタイトルはめちゃくちゃな『銀魂』ですが、中身としては1話完結のエピソードでも起承転結もしっかりとしています。最終的には感動させる流れがしっかりと出来ており、大人でも目に汗が溜まることもあるくらいです。
ふざけたタイトルからは予測のできないかっこよさ、それが大きな魅力ではないかと思います。
ちなみに、タイトルは教訓系、作者の思いつき系、制作会社の思いつき系(アニメオリジナル)に主に分かれます。
銀魂の魅力3「人気があり、実在する人物を元にして作られたキャラクター」
『銀魂』に登場する人物は、実在する歴史上の人物であることが多いです。まず、主人公の「坂田銀時」は、童話『金太郎』のモチーフである「坂田金時」だとされています。
江戸の町を守る警察「真選組」は、そのまんま幕末時代の「新選組」が元ネタです。キャラクター名も近藤勇、土方歳三、沖田総司、山崎丞など、有名な人物に似たような名前のキャラクターばかり。他の新選組作品で人気の斎藤一は「斎藤終」という名前で登場します。新選組は、『薄桜鬼』といった乙女ゲームなどでも設定に使用されることが多く、特に女性には大人気です。
攘夷志士一派で桂小五郎が元の「桂小太郎」もいます。『銀魂』の中では桂は、よく「ヅラ」と呼ばれ、「ヅラじゃない、桂だ」と訂正するのが定番になっていますね。
坂本龍馬が元になっている「坂本竜馬」、髙杉晋作が元になっている「髙杉晋助」など、既に有名な人物を『銀魂』の世界観に合わせてアレンジしているのも、『銀魂』の魅力であると言えるでしょう。
銀魂の魅力4「ふざけながらもかっこいい新しいタイプの鼻ほじ主人公」
そんな魅力的な元キャラの人物像をぶちこわすように、このアニメはふざけています。主人公の銀時の特徴からしてふざけています。なんせ、アニメの大半で最初は鼻をほじりながら人の話を聞いています。
熱血主人公とは程遠いです。ただ、最終的に大人だからこそ「そうだよなぁ」と共感するような部分がたくさんあります。主人公の「坂田銀時」は、ジャンプの友情・努力・勝利といった主人公の枠にはあまりはまらないキャラクターです。
ですが、心の中に真っ直ぐな芯を持っていて、自分の折れない信念があります。そういった信念は、大人になるとなくなってしまうものです。
だからこそ、銀時はジャンプの漫画アニメの主人公として成立しており、支持されるキャラクターなのでしょう。
銀魂の魅力5「銀時の放つ名言の数々が大人でも心に刺さる!」
主人公の銀時が大事なときに言うひとことには、心に突き刺さるものがあります。
今回は、いくつもある名言の中でも、大人である私が個人的に強く刺さったものをピックアップしました。
俺にはなぁ心臓より大事な器官があるんだよ
そいつぁ見えねーが
確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて俺の中に存在するそいつがあるから俺ぁまっすぐたっていられる
フラフラしてもまっすぐ歩いていける
ここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ
魂が折れちまうんだよ
一度敗北して、それでも立ち上がり向かおうとする銀時。言葉をかける土方に言った銀さんの漢らしさが表れている名言です。
グニャグニャ曲がりくねってもいいじゃねーか
そうしてるうちに絶対譲れねェ一本の芯みてーなもんも見えてくんじゃねーか?
失敗を嘆いている人に対して、声を掛けた銀時の名言。悩んでいる人には特に刺さるのではないでしょうか。
美しく最後を飾りつける暇があるなら最後まで美しく生きようじゃねーか
人生の中で、こんなすごい名言を言う人物には出会ったことがありません。ここで言う「美しい生き方」も、銀さんなりの美学を感じます。
他にも作中にたくさん素敵な言葉があります。ギャグで笑ったあと、このカッコイイ名言のギャップがとても魅力です。
銀魂の魅力6「他キャラクターも負けずにぶっ飛んだ設定」
主人公の銀時もですが、他のキャラクターも大概です。
たとえば元の人物がある「新選組」ですが、『銀魂』の新選組はこんな感じです。
- 局長の近藤は漢気あってかっこいいところもあるが「ゴリラストーカー」
- 副長の土方は「異常なほどの超絶マヨラー」ときどき「オタク」
- 沖田は「どこまでもただのドS」、武器は結構「バズーカー」が多い
- 山崎は「バトミントン大好き」な「影薄いキャラ」
他のキャラも、元の史実上の固いイメージはほぼありません。なかなかとんでもないキャラ設定で登場します。
銀魂の魅力7「ギャグもいいけど、シリアス展開もいい!」
『銀魂』では、ギャグ編とシリアス編があります。ぶっ飛んだ設定が目立つキャラクターたちですが、シリアスな展開になると一変、キメるところはバッチリキメてくれます。
先ほどご紹介した主人公、銀時の名言と同じように他のキャラクターたちも一本の芯を持っています。シリアス展開では、その根っこがしっかりと見えますので、より一層キャラクターを好きになること請け合いです。
話題沸騰の最新作の前作劇場版もギャグとシリアスのバランスも素晴らしいです♪よろず屋の絆が試される大事件に銀魂キャストオールスターが挑みます!
銀魂の魅力8「そんなこと言っていいの?業界のタブーな内容をぶっちゃけまくり」
『銀魂』は、普通のアニメや漫画だと言わない内容がたくさん入っているのも、他のアニメと異なる魅力です。
例えば、『銀魂』はサンライズという有名なアニメ制作会社が作っています。サンライズといえば、ガンダムシリーズにはじまり、ロボット作品などで超有名なアニメ会社です。
そのサンライズの作品を、『銀魂』の作品内でいじったりします。普通の作品であれば決して言わないような、ガンダムが制作費がどれぐらいかかっていて、製作費的に『銀魂』との差はどうなっているのかといった、大人の事情を普通にキャラクターが話します。
「しょーがねーじゃねーか、サンライズの(自主規制音)と比べて、予算カツカツであとの〇話を続けなきゃいけねーんだから」
こちらは、主人公たち3人の登場人物が、アニメの中で会話してた内容です。普通だと、放送停止ですよねきっと。
アニメ自体の制作費の話は、3クールに1回か2回は必ず出てきます。原作者のアイデアが出ないときのぶっちゃけ話などもあります。
原作者のスランプを主人公の銀さんが救うような話すら登場します。こういった内容は、これまでのアニメには恐らくありません。『銀魂』はいわゆる大人の事情、つまり業界のタブーである内容を平気でストーリーにしています。
銀魂の魅力9「超絶ゆるい30分間、手抜きもここまでだと笑える?」
『銀魂』 のアニメでは、スランプを救う話どころか、放送時間の話まであります。尺が余っただの、作画チームが旅行に行っていて作画が進まないだの…それを銀時たちが作中で言っているのが普通です。
中にはアニメ作りの勉強になるような話まで…ようするに、白黒で、人物のあたりだけ書き込まれた状態で銀時たちが喋る話です。その状態から、どのように色が付き、背景が付いてアニメになるのか、までわかります。
更には一枚絵で全く絵が変わらないこともしばしば…声優たちのアドリブかわからない楽しいトーク力が活かされていますね。
銀魂の魅力10「声優オタクも大満足の豪華キャスト陣!脇役にあの大御所作品声優まで!?」
『銀魂』 は、ハイテンションなギャグが肝です。最近のアニメでは、素人声優や、俳優の起用によって折角の作品が台無しになることもありますよね。しかし、 『銀魂』 ではしっかりと豪華キャスト陣が揃えられています。
主人公の「坂田銀時」は、『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョンなどで有名な杉田智和です。面白い声優さんとしても知られており、銀時のローテンションさと、シリアスシーンのカッコよさを見事に演じています。
『銀魂』 では、主役級である「万事屋ファミリー」や、「真選組」の豪華キャストは勿論ですが、脇役まで油断がありません。
何と言っても注目すべきは、「長谷川泰三」です。一時のテンションに任せ、ひょんなことから職を失った長谷川は「まるで駄目なオッサン」略して「マダオ」と呼ばれています。
いい大人でありながら、公園で野宿していたり、段ボールを住処としている「マダオ」の声優には、『新世紀エヴァンゲリオン』のゲンドウ役である「立木文彦」が演じています。あの凛々しく、重々しい雰囲気から、ハイテンションツッコミ役のダメ男「マダオ」です。
ぜひ、声優にも注目してご覧ください。
超豪華声優が舞台で夢の競演をする『銀祭り』最新作も見どころ満載でおすすめですよ♪
銀魂の魅力11「アクションシーンのクオリティの高さは流石のサンライズ!」
ギャグシーンも多いですが、シリアスなアクションシーンもあります。少年漫画でそのキャラクターが一番かっこよく見えるのが、アクションでビシっと決まったときです。
『銀魂』 では、アクションシーンで惚れ直すほどの高いクオリティで魅了してくれます。銀時の魂ともいえる刀を使った、ハイスピードな打ち合いもお手の物。
ロボットアニメの金字塔ガンダムシリーズを送り出しているサンライズだからこそ、アクションシーンも必見です。
銀魂の魅力12「昔見たあの作品や、時事ネタ、芸能ネタもパクりまくり!」
『銀魂』 では、見たことのある昔懐かしいネタから、時事ネタまで沢山パクりがあります。これも、他作品では絶対にタブーだとは思うのですが、 『銀魂』 ではなんでもありなのです。
その、ほんの一部をご紹介します。
- 1話の最初から見たことのあるメンバーだよ。名前的に、加藤、カリヤ、下元、プーで、「だめだこりゃ」って言ったよ。母星の名前は「ドリフター星」らしいよ?
- 他ジャンプ作品と似たようなシルエットを沢山見るよ。ヌルヌルボールを7つ集めて願いが叶う話なんて、まんま〇ラゴンボールみたいだね!
- 有名な謝罪会見、覚えてます?兵庫県の〇々村議員のやつなんですけど…あれ、銀さんの謝罪会見の泣き方…見覚えがあるような…?
軽く並べてもこんな感じです。
まだまだ、沢山ありますので、作品を見るごとに、元ネタを探すのも、面白いかもしれません。
大人におすすめな理由は、元ネタの大体が20代後半~30代くらいの世代が丁度わかる内容。今の子供だと、元ネタはむしろ解らないかも。対象年齢が少年とは思えないです。
これだけは気を付けて!銀魂を見るときの注意点
銀魂には、いわゆる教養のある大人が嫌うようなシーンがあります。常識を好む大人は見ないほうがいいかもしれません。
また、食事中に見るのはあまりお勧めできないシーンが出てくる可能性があるので、食事を見終わった後のダラダラとしているときに、寝転がりながら見るのが最適です。モザイクは掛かっていますので、ご安心ください。
抵抗がない人は、食事中でも問題ありません。私も食事をしながら見て、団らんしてます。
銀魂を最安値で一挙に見るならAmazonプライムがおすすめ!
この作品は、アニメでは360話まであります。この中でも、316話まで 『銀魂』 を一気に見ることができるのが、私も利用しているAmazon プライムです。
Amazonプライムでは1から5シーズンまで全てが毎月定額500円(400円だったのが、5月から100円値上がり)で見放題となっています。最新作に強い「U-NEXT」や格安の「dアニメストア」などの他サービスでも配信はしていますが、金額と配信話数を比較してみても『銀魂』 の視聴で一番お得なのがAmazonプライムでした。
また、 『銀魂』 だけではなく、話題の最新作から懐かしの名作までプライム会員になると見放題になります。
ちなみに、Amazonプライムは1か月の無料お試し期間のあとに自動登録に切り替わるので、長期休暇中だけ利用して、やっぱり解約することも可能です。
寝転がりながら「銀魂」を見て過ごすだらだらした時間が最高です
『銀魂』には、まだまだ沢山魅力があります。キャラも個性的で魅力ですし、神回と呼ばれる絶対に見て欲しい回も沢山あるので、他の記事で特集する予定です。
1シーズンが大体50話位あるので、長期休暇中だけでは見切れないかもしれません。
1話が30分なので、これを見たら仕事に戻る、といった息抜きにも最適ですよ。携帯端末からでもAmazonプライムは視聴可能なので、会社のお休みでも見れます。
長編はあまりないので、基本的にはどこから見ても大丈夫です。(2~4話くらい連続しているシリアス編も時々あります)気になるタイトルから見るのも面白いかもしれません。
『銀魂』は、内容的にも緩い雰囲気で見ることが一番ぴったりです。息苦しい毎日に疲れている大人なあなたにも、楽しめること間違いなしですよ!
仕事が辞めたいくらいにつらい人には、この記事もおすすめです。
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